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白雲邸

白雲邸【横浜市指定有形文化財】1920年(大正9年)建築 <貸出施設>
大正9年(1920)建築。家族と暮らした鶴翔閣から離れ、亡くなるまでのおよそ20年を夫人と過ごした住まい。自らの着想で同郷の大工 山田源市に建てさせたもので、臨春閣と呼応するようL字型の間取りで中庭を作り、内苑の古建築と総合的に計画されています。吟味された材料と伝統工法に基づいた数寄屋風のつくりは、鶴翔閣と同じく和風のライフスタイルを貫いた原三溪の木造建築への深い理解が読み取れますが、椅子・テーブル席となる談話室や屋根の構造など、近代的要素を和風建築へ導入する試みもみられます。

ひとこと&みどころ
内向きの住まいとして全体的に落ち着いた佇まいですが、夫妻それぞれの書院は名木・螺鈿をあしらい、個人的な部分に手の込んだ意匠を施しています。

白雲邸平面図