国指定重要文化財《旧燈明寺本堂》きゅうとうみょうじほんどう。

京都・きづがわ市のとうみょうじにあった室町時代のもので、中に本尊の仏像が置かれ、寺院の中心となっていた建物です。第二次世界大戦直後に台風の被害を受けたあと解体されたままとなっていましたが、同じとうみょうじより、さんじゅうのとうが移されていたことから三溪園に寄贈され、昭和62年・1987年に移築が完了しました。 とうみょうじは、その歴史のなかでたびたび宗派が変わり、建物にも大きな改造が加えられていました。三溪園への移築では、室町時代当初の姿に戻されました。

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