さんじゅうのとうは、仏教を開いたシャカやせいじゃなどの骨を納めるための寺院建築で、このさんじゅうのとうは、室町時代の1457年に建てられた、三溪園の中で最も古い建物です。 現在の京都・きづがわしのとうみょうじから大正3年・1914年に移されました。 さんじゅうのとうの存在は、そのあとに進められた内苑の庭園造成のうえで、重要なポイントとなりました。 内苑にある建物の多くは、その室内から美しいさんじゅうのとうの姿が眺められるよう、配置に工夫が見られます。