イベント情報
原 三溪 考案の「蓮華飯」を園内の茶店 待春軒(たいしゅんけん) で味わう
2025.08.17
夏、蓮が見ごろを迎えるころになると、三溪はよく知人を招いて茶会を催していました。
この茶会で出された三溪自慢の料理が「蓮華飯」です。
ご飯の上に、三溪園で収穫した蓮の実の煮たものとシソの葉を散らし、だし汁をかけて供されたこの一品は、
暑い夏の時期に適った料理として招待客から注目を集めました。
特に、1937(昭和12)年8月に長男の善一郎が45歳の若さで急逝した際に開かれた茶会は、
「浄土飯(蓮華飯)の茶事」として招待客の心に遺るものでした。
その後、原三溪ゆかりの懐石料理店・隣花苑に受け継がれ2020年まで多くのファンに親しまれてきました。
この蓮華飯が、このたび1日限定で、三溪園内の茶店・待春軒にて、同じく三溪考案の三溪そばとともに味わえます。
今年は、「浄土飯の茶事」で供された「さつまいも茶巾しぼり」も初めてメニューに加わります。
素朴ながら、三溪の想いが込められたレシピとして、NHK「グレーテルのかまど」でも取り上げられたことがある菓子です。
■日時
2025年9月14日(日) 11:30~ 15名 / 13:00~ 15名
■料理の内容
1)夏野菜 甘酢漬け
がんもどき
三溪そば(小椀)
2)鰯 梅煮・梅ジュレ
蓮華飯
漬物
3)さつまいも茶巾しぼり
■料金 4,500円
■ご提供イメージ
■場所
外苑 待春軒
■申込み方法
待春軒お問合せご予約はこちら
※予約フォームの「お問合せ/ご予約内容」欄に「蓮華飯」と記載いただき、予約希望時間(11:30又は13:00の別)、人数の記載をお願いいたします。
「蓮華飯」のご予約は1名様から承ります。