イベント情報
所蔵品展「古都へのあこがれ」
2022.04.27
三溪記念館では、原三溪やゆかりの絵画・工芸品、園内にある重要文化財建造物・臨春閣の障壁画などの所蔵品を、定期的に展示替えを
行いながら紹介しています。
三溪園は今年大正11(1922)年の全園完成からちょうど100周年の節目を迎えています。これにちなみ、今回は“古都へのあこがれ”を
テーマに原三溪の三溪園造成に込めたイメージの一端を所蔵品から紹介します。
見どころは、2017年から実に5年ぶりの展示となる、重要文化財「木製多宝塔」。室町時代に作られたミニチュアの塔で三溪旧蔵の
名品です。また、三溪の支援を受けた画家の一人、牛田雞村による「三溪園全図」は100年前の完成したころの園内の様子を伝える
貴重な作品です。
■会場・会期
三溪記念館 第1・第2展示室
2022年4月28日(木)~5月31日(火)
■観覧料
無料(入園料のみで観覧できます)
■おもな展示作品
《第1展示室》
原三溪書「南都吟」、原三溪「四明嶽」、
牛田雞村「三溪園全図」、小島一谿「三溪園」ほか
《第2展示室》
「黒漆大壇」(原三溪旧蔵品)、「木製多宝塔」(原三溪旧蔵品 重要文化財)ほか