収蔵美術品
原 三溪「濱自慢」
大正14(1925)年
作者 | 原 三溪 |
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名称 | 濱自慢 |
時代 | 大正14(1925)年 |
材質等 | 絹本着色 |
員数 | 1幅 |
サイズ | 130.5×42.0㎝ |
解説
横浜を象徴する白い鴎(かもめ)が飛びかう港の空と「復興小唄」の歌詞がしたためられた一幅。
「復興小唄」は、大正11年(1922年)に起きた関東大震災からの復興を願い、市民の活気を取り戻すため、原三溪自ら作詞したものです。「横濱よいところぢゃ」ではじまる小唄は、一時、花柳界(かりゅうかい)でもてはやされました。
横浜市復興会会長、横浜貿易復興会理事長に推されて就任した原三溪は、私財をも惜しまず提供し横浜復興に向けて奔走・尽力しました。