収蔵美術品
自画像(人物図)
昭和8(1933)年
作者 | 原 三溪 |
---|---|
名称 | 自画像(人物図) |
時代 | 昭和8(1933)年 |
材質等 | 絹本着色 |
員数 | 1幅 |
サイズ | 43.5×40.8㎝ |
解説
晩秋、箱根・強羅(ごうら)の別荘「白雲洞(はくうんどう)」で読書にふけり、くつろぐ自身を描いた、三溪晩年の作品。
白雲洞は大正11(1922)年に、茶友の益田鈍翁(ますだどんのう)から三溪に、三溪没後は原家から松永耳庵(まつながじあん)に譲られた、近代三茶人ゆかりの建物で、現在は強羅公園内にあります。
この自画像は袱紗(ふくさ)にして原家から縁のある人々へ贈られたようです。