収蔵美術品
豊太閤古塔の手紙
文禄3(1594)年8月23日
作者 | 豊臣 秀吉 |
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名称 | 豊太閤古塔の手紙 |
時代 | 文禄3(1594)年8月23日 |
材質等 | 紙本墨書 |
員数 | 1幅 |
サイズ | 22.5×64.0㎝ |
解説
豊臣 秀吉(1537-1598)こと豊太閤(ほうたいこう)が大和郡山城主であった甥の羽柴秀保に宛てた手紙。
秀吉は晩年に伏見城を築き、内部を侘び茶の利休好みにしつらえ、「滝の座敷」と呼ばれる部屋を設けました。手紙では座敷から眺める古い塔の趣向について指図をしています。臨春閣から三重塔を眺める様子と似ており、三溪が参考にしたかもしれません。