イベント情報
原 三溪 考案の「蓮華飯」を園内の茶店 待春軒(たいしゅんけん) で味わう
2023.09.03
夏、蓮が見ごろを迎えるころになると、三溪はよく知人を招いて茶会を催していました。
この茶会で出された三溪自慢の料理が「蓮華飯」です。
ご飯の上に、三溪園で収穫した蓮の実の煮たものとシソの葉を散らし、だし汁をかけて供されたこの一品は、
暑い夏の時期に適った料理として招待客から注目を集めました。
特に、1937(昭和12)年8月に長男の善一郎が45歳の若さで急逝した際に開かれた茶会は、
「浄土飯(蓮華飯)の茶事」として招待客の心に遺るものでした。
その後、原三溪ゆかりの懐石料理店・隣花苑に受け継がれ2020年まで多くのファンに親しまれてきました。
この蓮華飯が、このたび3日間限定で、三溪園内の茶店・待春軒にて、同じく三溪考案の三溪そばとともに味わえます。
■日時
2023年9月8日(金) 11:00~ 15名 / 13:30~ 15名
2023年9月9日(土) 11:00~ 15名 / 13:30~ 15名
2023年9月10日(日) 11:30~ 15名
■料理の内容
1)白和え、冬瓜ごまだれ
2)三溪そば(小椀)
3)蓮華飯、たくあん、昆布つくだ煮
4)酒粕ゼリー
料金 4,000円
ご提供イメージ
■場所
外苑 待春軒
※9月8日(金)~9月10日(日)は、14時まで「蓮華飯」をご予約のお客様のみのご利用とさせていただきます。
■申込み方法
待春軒お問合せご予約はこちら
※予約フォームの「お問合せ/ご予約内容」欄に「蓮華飯」と記載いただき、予約希望日時、人数の記載をお願いいたします。
現在、三溪記念館で開催中の 企画展「大正12年の原三溪 —良きも悪しきも:大師会茶会と関東大震災—」をご覧になった後は
三溪の上質なおもてなしを是非お楽しみください。