収蔵美術品
蟹に笹蒔絵鼓
江戸時代後期
作者 | - |
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名称 | 蟹に笹蒔絵鼓 |
時代 | 江戸時代後期 |
材質等 | 木製漆塗 |
員数 | 1口 |
サイズ | 幅25.5×径20.0㎝ |
解説
鼓(つつみ)は能などで用いられる打楽器。この鼓胴(つつどう)といわれる真中の芯になる部分は、音質や音量を決定する大切な部分です。特に、室町時代から美しく大胆な蒔絵が施されるようになり、鑑賞用ともなりました。本作は、沢蟹と笹の涼しげな意匠となっています。なお、笹は竹と明確に区別されておらず、竹の細いものを笹と呼ぶということです。