収蔵美術品
老松(ろうしょう)
明治時代末~大正時代初め
作者 | 下村 観山 |
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名称 | 老松 |
時代 | 明治時代末~大正時代初め |
材質等 | 絹本墨画 |
員数 | 1幅 |
サイズ | 192.6×143.3㎝ |
解説
大画面に勢いよく松と蝙蝠(こうもり)を描いています。松は常緑樹のため不老長寿をあらわし、蝙蝠は「へんぷく」と読み、中国ではその音から「福」をあらわします。
下村観山は明治末期にこのような水墨画を多く描きました。欧州留学後に、墨の濃淡で表す色彩の妙に目覚めた試みとも考えられます。